2011年07月

        

人材育成について考える!

category - つぶやき
2011/ 07/ 30
                 
今、人材育成について考えている。

人材育成は、組織の継続と発展のためには必須であり、非常に重要な問題である。継続的に連続性を持って行なっていかなければ、一朝一夕に成せるものではない。当然、金も時間もそれなりに掛かる。しかも、その効果については測定が難しい。
費用対効果を問われれば、これだけの効果を出したからこの費用がかかったのは妥当であるとは言いづらい。ましてや、大勢の人間の人材育成を行なっているとなれば、具体的には言えないまでもすごく伸びた人間も居れば、ただ、研修に参加しただけと思われる人間も少なからず存在することは否定できない。対象のやる気に大きく左右されることだけに、実施者としては、頭が痛い。
ただ、一般的に人間はただ生きているだけでも、何らかの経験を積み、何らかの知識を得ている。意識的にその人間を成長させようと働きかけているのに、何ら成長していないなどということは有り得ないのではないか?何ら効果がないと言うこと自体も言い切れないのではないだろうか?

「人材育成は投資だ!」と先輩がおっしゃっていた。
投資である以上、掛けたお金や時間が無駄になることもあろう!ただ、投資しなければ、その組織の発展、いや事業の継続すら危ぶまれる。
組織としては、何を差し置いても人材を育成し、組織を継続・発展させる責任があるはずだ!

人材育成の手法のひとつに「ジョブローテーション」という考えがある。
新人にいろいろな業務を経験させ、幅広い知識と経験を積ませると共に、その人の適正を自他共に判断するため、一定の期間にいくつかの部署に異動させるといった考え方だ。
私の組織でもこの考え方をずいぶん前から導入している(はず)である。しかしながら、原則入職後10年間で異なる職場3箇所を経験した人間はほとんどいないように思われる。あくまで、思われるだけだが…
なぜか!ほとんどの場合、異動させるべき人間の上司から、仕事を回していくためには、今異動されると困るといった相談(?)があって、異動させられないのだと言う。
そんな理由で、永く在籍させられる人間はかわいそうだ!ましてや、いろいろな部署を経験したいと思っている人間にとっては、この制度自体の存在、ひいては、組織全体のルールについて、信頼できなくなるのではないだろうか。
社会には例外は必要とは思う。しかし、わかりやすい原則は必要だ!「10年間で3箇所」わかりにくい!「8年・1年・1年」「4年・3年・3年」「5年・4年・1年」でも10年で3箇所である。これでは、新人を預かった方も育成も組織の運営も難しかろう。

そこで、引継ぎも含めた業務の継続運営、人材育成スケジュールのためにも、新人は入職後に配属される3箇所は、1箇所3年間の期限付きでローテーションを図っていくことはどうかと考えている。これなら、預かった方も計画的に組織運営が出来るはずである。同様に新人以外も1箇所5年間を原則とし、極力、例外を認めない方法にすれば、引継ぎも業務運営も計画的に行えるのではないか。

人材育成については、様々な手法、考え方があるが、その場しのぎではなく、理念を持って、継続的に連続性を持って行う必要がある。
考え方がコロコロ変わってはいけないのだ!
自分の所属する組織の将来を左右する重大な問題である。今日もまた、いろいろな事例を調べつつ、悩むこととしよう!

どうか、お読みいただいた方々のご意見もいただければ、幸いです。