2011/12/18

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カレーライスとライスカレーの違い

category - カレー
2011/ 12/ 18
                 
今日は「カレーライスとライスカレーの違い」についてつぶやく!

カレー10


先日、職場の大先輩が昼食に私が頼んだ「カレーライス」を見て、「カレーライスとライスカレーって違うのかな?」とつぶやいた。

大先輩は信州の出身なのだが、子供の頃は「ライスカレー」と言っていたとのことだった。

もう20年以上前になるが、毎年「ウルトラクイズ」に挑戦していた私としては、雑学本で読んだ知識で「関西はライスカレー、関東はカレーライス。カレーについてくる“おひや”の中にスプーンが入って出てくるのがライスカレー」などとかすかに読んだ覚えのある話を披露したりしたが、違いははっきり判らない。

大先輩に「それではブログネタもなくなってきたので、その内調べてアップしますね」と言っていたのであるが、ちょっと時間が経ってしまった。

と言うことで、「カレーライスとライスカレーの違い」についてつぶやく!

「カレーライス」と「ライスカレー」って同じもののような気がするが、赤缶で有名なエスビー食品のホームページによると「ご飯の上にカレーがかけてあり、それこそソースやしょうゆをふって食べる大衆的な雰囲気のものが“ライスカレー”。ご飯とは別の容器にカレーが入って出てくるややハイカラなイメージのするものを“カレーライス”と呼ぶ」と書かれている。

「ライスカレー」が大衆的、「カレーライス」がちょっと高級って感じか!

「阪急百貨店25年史」によれば、昭和34年、大食堂で供された“ライスカレー”が70円、グリルで供された“カレーライス”が100円とやはり、“カレーライス”の方が確かに高い!

歴史的に見てみると、日本にカレーが紹介され、国民食として浸透していった時期は“ライスカレー”と呼ばれていたようだ。

この時期の日本は当然、経済的には今のように恵まれてはいない。小麦粉で伸ばした汁掛け飯イメージであろう。

また、戦前の日本ではほぼ同じカレーが陸軍では“ライスカレー”、海軍では“カレイライス”と呼ばれた。
レシピによると陸軍の“ライスカレー”の方が黄色っぽく、あっさりらしい!

私のイメージには合うね!

さて、戦時中はカレーは“ライスカレー”でも“カレーライス”でもなく、「辛味入汁掛飯」と呼ばれた。

1927年には、新宿中村屋がインド式カレーライスをメニューに加えた。カレーとライスを別盛にした最初だそうだ。(最初というのは諸説あるらしい)

そして、高度経済成長期以後は、一般的に“カレーライス”と呼ばれていったらしい。

「カレーライスとライスカレーの違い」については、まだまだ諸説ある。

ククレカレーのTVCMでも流されていたそうだが「ライスが多けりゃライスカレー、カレーが多けりゃカレーライス」ってのもある。
これも“カレーライス”の方が高級だね!

また、「黄色いのが“ライスカレー”茶色いのが“カレーライス”」これも、なかなか合ってるよね!

「和風だしが“ライスカレー”洋風スープが“カレーライス”」などという説もある。

まあ、全てにおいて、「庶民的なものがライスカレー」「ちょっと高級なものがカレーライス」ということか!

私が昼食に時々頼む“〇楽”のカレーライスは、典型的な“ライスカレー”だな!

と言うことで、「判りましたでしょうか?大先輩!」

おまけに、最近お気に入りの”金沢カレーのレシピ” 


金沢カレー風ルーのレシピ!

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コメント

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はじめまして
はじめまして☆

ブログに訪問して頂きありがとうございました。

カレー⇔「辛味入汁掛飯」

はじめて聞きました!レシピのブログも見せて頂きましたが、とっても美味しそうでカレーが食べたくなりました。

ちなみに我が家では毎週火曜日は「カレーの日」。(パパの休みが水曜なので次の日お弁当を作らなくていいので)
カレー大好きファミリーです☆
コメントありがとうございます!
コメント、ありがとうございます!

肉好き、酒好きの適当レシピが多いのですが、自称グルメですので、食に対する研究心は誰にも負けないつもりでつぶやいています!

今後とも御贔屓にお願いします!!